今瀬政司 研究室
(愛知東邦大学経営学部地域ビジネス学科教授)

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2023年度 専門演習Ⅰ・Ⅱ(今瀬ゼミ3年生前期・後期)
専門演習(今瀬ゼミ)の概要 
  テーマ「社会的課題の解決と地域づくり」
社会の問題で苦しむ人を助けたり、課題解決を図ったり、地域の活性化に取り組む人たちの活動について主に学ぶ。
(1)「社会的課題の解決」や「地域の活性化」等について、知識や事例や実践ノウハウを学ぶ。
(2)ゼミ生自らが希望する具体的な課題テーマや事例等を対象にして、調査研究や実践活動を行って、卒業論文を作成する。
  (3年生前期に企画立案、後期に中間作成、4年生前期に初稿作成、後期に推敲・完成)
(3)地域(行政・企業・NPO・他大学等)の現場を訪問して学外学習を行う。
(4)就職活動の知識・スキル(企業・団体・行政機関(公務員))や実践的なビジネススキル(表現する力、受け止める力、協働する力等)を身につける。
将来の就職活動や企業・団体・行政機関に勤める上で実際に役立つ知識・ノウハウとスキル(生きる力、働く力)の基礎を身につけて「成長する」こと、自らに「自信を持てる」ようになることを目標とする。
参考図書:今瀬政司(2011)『地域主権時代の新しい公共 希望を拓くNPOと自治・協働改革』(学芸出版社)
期間:2023年4月~2025年3月(専門演習Ⅰ・Ⅱ(3年生)、Ⅲ・Ⅳ(4年生))

ゼミの主な取組み経緯(学習・研究・実践的活動・卒業論文執筆等)
 
時期 学習内容・成果
専門演習Ⅰ(3年生前期) 学習計画等レポート課題の作成(2023年4月26日)
「社会的課題の解決と地域づくり」に関する専門的知識・ノウハウの学習
卒業論文(中間・構想)の作成
・ 卒業論文(中間・構想1稿、200字以上)作成(2023年5月18日)
・ 卒業論文(中間・構想プレゼン版スライド1稿、5枚以上)作成(2023年5月31日)
・ 卒業論文(中間・構想2稿、1,000字以上)作成(2023年6月7日)
・ 卒業論文(中間・構想3稿、2,000字以上)作成(2023年6月21日)
・ 卒業論文(中間・構想4稿、4,000字以上)作成(2023年7月5日)
・ 卒業論文(中間・構想プレゼン版スライド2稿、10枚以上)作成(2023年7月19日)
随時、発表プレゼンテーション&ディスカッション
振返り等レポート課題の作成(2023年7月26日)
専門演習Ⅱ(3年生後期) 学習計画等レポート課題の作成(2023年10月5日)
「社会的課題の解決と地域づくり」に関する専門的知識・ノウハウの学習
調査研究や実践的な活動の実施
卒業論文(中間)の作成
*卒論構成:Ⅰ.研究概要(Ⅰ-1.研究目的、Ⅰ-2.研究内容、Ⅰ-3.研究方法)、Ⅱ.研究結果、Ⅲ.分析結果、Ⅳ.考察・今後の展望、引用・参考文献
*ゼミ指定の構成と様式、著作権侵害無し(コピペ・生成AI使用無し)
・卒業論文(中間フルペーパー5稿、5,000字以上)の提出(2023年10月18日)
・卒業論文(中間フルペーパー6稿、7,000字以上)の提出(2023年11月8日)
・卒業論文(中間フルペーパー7稿、8,000字以上)の提出(2023年11月29日)
・卒業論文(中間プレゼン版スライド3稿、15枚以上)の提出(2023年12月13日)
・卒業論文(中間概要版スライドポンチ絵1稿、1~2枚)の提出(2023年12月27日)
・卒業論文(中間フルペーパー8稿(推敲版)、8,000字以上)の提出(2024年1月17日)
随時、発表プレゼンテーション&ディスカッション
振返り抱負レポート課題の作成(2024年1月17日)
専門演習Ⅲ(4年生前期) 卒業論文(初稿)の作成【予定】
専門演習Ⅳ(4年生後期) 卒業論文(推敲版)の作成【予定】

卒業論文(中間)の作成・発表
卒業論文(中間8稿、8,000字超)のフルペーパーとその要旨:ゼミ生(五十音順)2024年1月17日迄
著者ゼミ生 論文名 文字数(中間) 要旨(中間)
市川 太陽 沖縄の問題 10,113字 沖縄県は、沖縄諸島と呼ばれる複数の島々で構成されている。那覇市が県庁所在地であり、本州からは飛行機や船でアクセスできる。歴史の面では沖縄は琉球王国として知られ、15世紀から19世紀まで独自の文化を築いてきた。琉球王国は1609年に薩摩藩によって征服され、その後、明治時代に日本に併合された。また、今後の沖縄の基地問題の解決策・土地利用制約・交通渋滞も問題視されているためどのように解決するかが改善点である。さらに、沖縄には多くの問題があるが、今回は基地問題、経済問題、環境問題に注目する。
甲田 祥望 沖縄の米軍基地と経済・環境問題 8,000字 沖縄の米軍基地問題がもたらす、経済課題と環境課題について調査した。調査を進めていく中で、沖縄県民の米軍基地に対する意識や経済課題、環境課題の現状において、私達の認識とは異なった結果になることがあった。これらの調査結果と、私達本土に住む人々との認識の違いや沖縄がこれからどのように課題が改善されるべきなのか考察した。その結果を述べていく。
佐藤 豪 沖縄基地経済環境問題 8,302字 本論文では、沖縄の基地経済環境問題について調べました。沖縄には多数のアメリカ軍基地があり、その経済効果と環境負荷が注目されています。研究では経済データと環境データを収集しそこから導き出された数値や数量に着目し相互関係について調べました。結果としては基地は経済にプラスの影響を与える一方、騒音や環境問題といった問題も浮かび上がりました。本論文では沖縄基地の持続可能な経済政策と環境保全の重要性について調査し、解決策の提案・政策目的を明確化したうえで私自身の考えを示唆します。
中村 彪 沖縄米軍基地による経済と環境問題 9,830字 現在、沖縄県では米軍基地問題や経済、環境において様々な影響を受けている。米軍基地問題においては、米軍の演習や訓練などによる森林火災や自然破壊、戦闘機などの落下事故による公共物破壊、授業中に空を飛ぶ戦闘機の騒音問題。経済においては、日本人が米軍基地に多く雇われていると言われる「2番目の雇用主」とされていること。環境においては、米軍基地から流れ出る廃油や排水などで起こる土壌汚染や水質汚染などで人体に何かしらの形で入れば深刻な状態になる恐れがある。これら様々な問題の対策や真相について研究していく。
藤田 楓 沖縄における米軍基地がもたらす様々な影響 9,006字 沖縄は、日本の最南端に位置する美しいリゾート地として有名だが、そこに対する誤解も存在している。それは、沖縄は単なる離島でしかないと思われているがそれは誤っている、実際には本土と同じ繋がった日本であるということ。沖縄は基地の問題などが存在している。基地の存在は米軍基地の存在は、本来あるべき都市の形成や交通網の整備や産業基盤の誘致や整備など県の発展させる上で大きな障害となっている。県の中心に基地が存在している都市では、周辺の地域との交通網が遮断され、基地周辺道路においては、渋滞が発生するような問題も起こってしまっている。また、基地周辺の住宅・商業地域はゾーニングもされ ないままスプロール化してできたため、住宅等の間隔が近く、道路整備などが不十分な状況になっている。 また、米軍関連施設の存在は、暮らしや自然に様々な影響を及ぼしている。日常的に起こっている戦闘機等騒音による健康被害や墜落事故及び油脂類・赤土等の流出、実弾演習による山林火災等の基地に関係するような事件や事故等による環境への影響が問題となっている。それらの影響が沢山あるのにも関わらず、基地があるから経済が潤っているという認識はあってはならない誤解である。そんな誤解を解き、文化や歴史を理解することが県外に住んでいる同じ日本人のやるべきことではないかと考える。

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