今瀬政司 研究室
(愛知東邦大学経営学部地域ビジネス学科准教授)

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2022年度 専門演習Ⅰ・Ⅱ(今瀬ゼミ3年生前期・後期)
専門演習(今瀬ゼミ)の概要 
  テーマ「社会的課題の解決と地域づくり」
社会の問題で苦しむ人を助けたり、課題解決を図ったり、地域の活性化に取り組む人たちの活動について主に学ぶ。
 (1)「社会的課題の解決」や「地域の活性化」等の知識・事例・実践ノウハウを学ぶ。
 (2)具体的な社会的課題や地域を対象にして、調査研究や現場での実践活動を行って、卒業論文を作成する。
   (3年生前期に企画立案、後期に中間作成、4年生前期に初稿作成、後期に修正・完成)。
 (3)実践的なビジネススキル(表現する力、受け止める力、協働する力等)を身につける。
将来の就職活動や企業・団体・行政に勤める上で実際に役立つ知識・ノウハウとスキル(生きる力、働く力)の基礎を身につけて「成長する」こと、自らに「自信を持てる」ようになることを目標とする。
参考図書:今瀬政司(2011)『地域主権時代の新しい公共 希望を拓くNPOと自治・協働改革』(学芸出版社)
期間:2022年4月~2024年3月(専門演習Ⅰ・Ⅱ(3年生)、Ⅲ・Ⅳ(4年生))

ゼミの主な取組み経緯(学習・研究・実践的活動・卒業論文執筆等)
 
時期 学習内容・成果
専門演習Ⅰ(3年生前期) 「社会的課題の解決と地域づくり」に関する専門的知識・ノウハウの学習
卒業論文(構想)の作成
 ・卒業論文(構想、調査研究・実践活動の独自プロジェクト、最低4,000字超)作成:2022年7月13日迄
 ・研究目的(背景、問題意識)、研究方法(研究・活動の方法、スケジュール)、研究内容(先行研究、独自の調査研究・実践活動)、想定する仮説(研究結果・考察・提言・展望)、引用・参考文献
卒業論文等の発表プレゼンテーション&ディスカッション
専門演習Ⅱ(3年生後期) 「社会的課題の解決と地域づくり」に関する専門的知識・ノウハウの学習
調査研究や実践的な活動の実施
卒業論文(中間)の作成
 *卒論構成:Ⅰ.研究概要(Ⅰ-1.研究目的、Ⅰ-2.研究内容、Ⅰ-3.研究方法)、Ⅱ.研究結果、Ⅲ.分析結果、Ⅳ.考察・今後の展望、引用・参考文献
 ・卒業論文(プレゼンテーション用の中間スライド:1稿、8枚超)作成:2022年10月12日迄
 ・卒業論文(中間:4稿、最低5,000字超)作成:2022年10月26日迄
 ・卒業論文(中間:5稿、最低7,000字超)作成:2022年11月16日迄
 ・卒業論文(プレゼンテーション用の中間スライド:2稿、15枚超)作成:2022年12月7日迄
 ・卒業論文(中間:6稿、最低8,000字超)作成:2022年12月21日迄
卒業論文等の発表プレゼンテーション&ディスカッション
専門演習Ⅲ(4年生前期) 卒業論文(初稿)の作成【予定】
専門演習Ⅳ(4年生後期) 卒業論文(推敲版)の作成【予定】

卒業論文(中間)の作成・発表
卒業論文(中間:6稿、最低8,000字超)のフルペーパーとその要旨:全ゼミ生10名(五十音順)2022年12月21日迄
著者 論文名 文字数(中間) 要旨(中間)
飯田雅大 少子高齢化を解決しその先の未来へ 9,794字

加藤龍之介 日本と海外の貧困問題の比較と企業・政府の取組み 10,797字 本稿では日本および世界の貧困を中心として取り上げ、貧困の現状、対策、比較していき今後の経済における影響などを述べていく。また、その結果を用いて私の考え、考察をしていく。研究の概要でも説明するが、研究結果は独自の研究、考えを記載する。数多くのデータを参考に新しい結果を出せるようにしたい。
川島悠矢 食品ロスをより良くするために 8,558字 食品ロスとはどういったものを指すのか、それによってどんな問題が起こっているか、自分たちにできることは何かを考える。実際に自分が研究したことや考えたことを踏まえ今後どうするべきなのか、何ができるのかを見つけていく。この問題は日本だけでなく世界中でも起こっておりコロナ禍によって少しずつどう変わっていっているのか、各国どのような対策をしているのかを見てもらい、最後に自分の意見・結論を纏めて発表していく。
木本 翔 コロナウイルスとの共存課題 ―コロナウイルスに終わりは迎えるのかー 10,264字

久保田渉馬 貧困の現状と日本の未来 9,760字 日本の貧困問題は深刻な社会問題である。いま日本では、7人に1人が相対的貧困であると言われている。そこで貧困の原因や背景を知ることで良策を見出すことができるかもしれない。そこで私は、貧困の連鎖を止める方法や地域の特性や人口などに合わせた施策、さらに現在行われている施策の改善点や新しい施策に着目する。そして、微力ながら貧困で苦しんでいる方々の力になれるよう貧困の現状を知ることがこの研究において到着点である。
永川友将 エネルギーのベストミックス 9,449字

葉山陽介 日本消滅?少子高齢化による日本の未来 8,342字 日本の少子化に対する政策は何度も行われてきたが、良くはなっていない。現在少子化対策として日本が行っている、具体的な政策は、出産や育児に対する支援政策である。育児や出産により給与がもらえないため、出産に対しては、出産一時金や出産手当の支給、育児に対しても、育児休業給付金や児童手当、児童扶養手当の支給といった取り組みを行っている。さらに、健康保険や厚生年金、国民年金の保険料が免除になるといった制度もある。この期間は納付したものとして扱われる。
深津来夢 商店街の現状と存続に向けて 10,844字 自分自身の感情から生まれた、「商店街をなくしたくない」という抽象的な思いを具体的・現実的な、実現可能性の比較的高いものにするために、さまざまな人々が調査した文献・資料を読み調べることや、実際に行くことのできる商店街の観察をすることにより、商店街の現状を調べ、また、実際の商店街が衰退傾向の打破のために取り組んだ事例から、調査前の考えの間違いを改め、商店街という業態が生き残っていくためには、この先何をしたらいいかを考察する。
松橋一輝 地域づくりのコツ 8,717字 自分の住んでいる地域はあまり発展していない町で名声も余り目立っていない。そこで、他の町の地域づくりを学ぶことで自分の地域の発展にも繋げられると思い地域づくりのコツを研究することにした。それで地域づくりの難点なども見つけて解決策を考えていきたい。現在は新型コロナウイルスにより従来の地域づくりが通用しないこともあるのでその点も意識しながら自分ができる町づくりを考察していきたい。
山上愛生 コロナ渦の自殺者増加について 8,857字


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