ツチノコ共和国Q&A

Q ツチノコ共和国はどこにあるのですか
A ツチノコ共和国(下北山村)は、南紀の海へ30数キロ奈良県の南端に位置し、日本国の行政区奈良県吉野郡下北山村全域をツチノコ共和国と称しています。四方を吉野熊野国立公園に囲まれた緑の里で、国道169号線と425号線で結ばれた一周22キロの道路に沿って10集落、約1450人強が生活しています。

Q ツチノコ共和国内の見所、施設を紹介してください
A 全国でも珍しい国営の「池の平ゴルフ場」をはじめ、池原ダムの下流河川敷19万平方メートルを整備して建設された国立競技場「下北山スポ−ツ公園」は、テニス・サッカ−・ラグビ−・野球・陸上競技・キャンプ等の野外スポ−ツや体育館を利用した室内競技等々、スポ−ツを楽しめる施設に宿泊施設、また国内には「源氏蛍・平家蛍・姫蛍」や生きている化石といわれる「ムカシトンボ」、環境指標生物に指定されている「ハッチョウトンボ」等の生息地や、日本一の釣り場といわれている池原ダム湖・七色ダム湖での「ブラックバス」や、渓流での「鮎・アマゴ」等の釣り、日本の名曝百選選定地の「不動七重ノ滝」、紀伊半島の自然百選選定地の「前鬼川渓谷・池の平公園」、大和の名水に選定された「明神池」への散策等、夏は涼しく、春は桜、秋は紅葉、冬は満天の星空など四季を通じた自然体験を楽しめます。また平成8年12月オープンの下北山温泉「きなりの湯」は、泉質の良さで大変ご好評をいただいており、この7月にはご利用が10万人を突破しました。なを、私どもの活動以外に池原ダム壁面の音響効果を利用して毎年開催される「山の音楽祭」や4月上旬の「桜祭り」・夏休みに開催される「ブラックバスフイッシングスクール」・8月15日の「夏祭り」などの活発な村おこし活動があります。

Q ツチノコ共和国設立の経緯について教えてください
A s63年に下北山村を活性化させたいと考えていた私(野崎)の発案により、民間有志・行政職員の協力を得て実施したツチノコ探検のイベントが、マスコミ多数の報道によりツチノコの下北山として全国に紹介され知名度アップにプラスとすることができました。しかし、珍しがりやのマスコミ報道を頼りとした情報発信の限界を知り、自前の情報発信手段を確立しツチノコがいてもおかしくないぐらい自然豊かな下北山村を知っていただき、村の活性化の一助にと私の発案主導でツチノコ探検に関わったメンバーを主体に平成元年4月22日ツチノコ共和国の建国を宣言しました。その後、行政の協力を得ながら民間主導で活動を続けています。

Q 活動目的について教えてください
A ツチノコ探しが主目的の団体ではありません。(1)下北山村のファンづくり活動の一つで、都市部に住む人々との交流による地域活性化をねらいとして、自然を生かしたイベント開催により、下北山村への来村のきっかけ作り。(2)参加者との交流の積み重ねによる閉鎖的な地域体質の改善を図り、下北山に住みたいという人々を受け入れられる土壌作りを目的として、貧弱な国家財政で、活動しているパロディ国家です。 ※ なを、ツチノコ共和国(下北山村)が、国民(今瀬氏・波多野氏:市民活動情報センター)の協力により
インタ−ネットのwwwサ−バ−にホ−ムペ−ジを開設しております。
URL http://www1m.mesh.ne.jp/~sic/tutinoko

Q ツチノコ共和国の活動について教えてください
A 昭和63年4月の第1回ツチノコ探険開催以降、国民相互の交流と新規国民募集を目的として毎年2月にツチノコ共和国冬の旅「突進鍋の集い」、6月にはツチノコ共和国夏の旅「蛍の源平合戦の集い」を原則として第二の土、日曜日一泊二日で開催いたしております。どちらのイベントも、下北山の自然や歴史・伝承・料理を取り入れ、参加者ご自身が主役として交流を楽しんでいただけるようお世話させていただいております。またツチノコ共和国内の自然調査や自然保護活動に取り組む一方、ミニ独立国の国際連合に加盟、毎年開催されるサミットへ積極的に参加、各国との情報交換・友好と親善を深めており、国民の皆様にもこのサミットへの参加を呼びかけています。

Q ミニ独立国について教えてください
A 地域を売り込む手法の一つがミニ独立国(バーチャル国家)で、1977年大分県宇佐市に建国した「新邪馬台国」が第一号。井上ひさしの小説「吉里吉里人」がきっかけとなり1982年岩手県に「吉里吉里国」が生まれた頃から80年代の後半にかけてブームを呼び建国が相次ぎました。独立国は、観光客の呼び込みをもくろんだり、自然保護を中心としたり、文化活動を前面に出したりと様々です。活動も通年から年間のうち1日だけの国家があります。運営主体も、行政を巻き込んだ形で商工会・観光協会・事務組合・地域を活性化させたいと活動している有志や民間事業者と様々です。ちなみに私どものツチノコ共和国は民間有志の活動です。ミニ独立国はブ−ム以降全国で190ヶ国近く建国されましたが、休国や廃国が相次ぎ現在活動中は50ヶ国以下でしょう。

Q ミニ独立国サミットとは何ですか
A ミニ独立国には国際連合があり、毎年ミニ独立国国際連合サミット(通称後進国サミット)が開催されています。ツチノコ共和国も建国3年目に主催し、日本国より早く常任理事国(サミット開催国が常任理事国になれる)になり、活発な国際貢献活動に努めています。

Q ツチノコ共和国の国民になったらどういう特典があるのですか
A 国有施設設の優待割引やツチノコ共和国主催で村の歴史・自然・伝承・食物等を取込んだイベントに参加することができます。また国民と私どもが交流できる拠点として空き家をお借りし、この建物を王宮と名付け実費で国民の皆様にご利用いただいております。王宮には、お布団(10名分)・食器類など生活必需品が揃っていますが、これらの備品は、国民の皆様からの基金で揃えました。

Q ツチノコ共和国の国民になりたいのですが
A 遊び心の村起こし活動に理解をいただける方であれば、どなたでも国民になれます。  郵便局に備え付けの払込票で、口座番号00990−0−80052、加入者名ツチノコ共和国宛てに住所氏名・電話番号を記入のうえ2000円(手数料1000円と1年分の税金1000円)を納入した方にパスポ−トを交付します。 以降は、年額1000円の税金を滞納すると国外追放となります。

Q 年税1000円の使途について教えてください
A 自主財源として、国民のみなさまへの事務費・通信費、ミニ独立国国際連合への分担金、王宮維持費やイベント開催時の赤字補填、ミニ独立国サミット参加旅費の補助に使わせていただいております。なを、ツチノコ共和国には消費税がありません。

Q ツチノコ共和国の行政機構はどうなっているのですか。私ども国外でいる者にも選挙権があるのですか
A ツチノコ共和国には、国王や王女・閣僚・国会議員・行政機関(爽里府など)が設置されています。また国外には、大使館・領事館を設置しています。しかし、ツチノコ共和国は、国家財政が貧弱で利権が入り込む余地がないため、どこかの国のようにポストに執着する人がいなく、無理矢理ポストを押しつけているのが現状ですので公職選挙法の必要が今のところありません。なを選挙権が無い代わり国外でいる方で積極的に国家運営に関わっていただける方にはしかるべくポストの用意がありますでご連絡ください。なを運営実務は愚人会議(構成メンバー4名)で行なうことになっていますが、愚人会議議長の独断が多いようです。

Q 私も領事になりたいのですが
A 領事は、希望する国民に委嘱し、大使は50名以上の国民を勧誘した領事が昇格します。ツチノコ共和国の国家財政が、貧弱で利権の入りこむ余地がないということで領事・大使を引き受けいただきました皆様にはまったくのボランテアをお願いしております。領事・大使の皆様は、パンフレットやイベント案内をもとに私どもの国(下北山村)と亡命(国民)希望者をご紹介いただくとともに、ミニ独立国サミットに私どもと一緒に参加をいただき、ツチノコ共和国の存在を広く世に知らしめるお手伝いや、ツチノコ共和国の国家運営について私どもへ色々ご意見をお聞かせいただいております。また、領事や大使の皆様には、領事館・大使館の看板をお贈りします。看板は、国家崩壊時には「まないた」としてお使いいただけます。お申し出いただけば喜んで領事をお引き受けいただきます。

Q 現在の国民は何人ですか
A ツチノコ共和国は建国以来1700名強にパスポ−トを発行しましたが、出入りがあり国外では約300名の皆様に亡命(国籍登録)をいただいております。

Q ツチノコは本当にいるのですか
A 私どもの国では古来より、ツチノコについての言い伝えがあり、また目撃証言も多くありますが捕獲されたことがありません。昭和48年発刊された「下北山村史」にも目撃したという話が掲載されています。全国的には、青森から鹿児島までツチノコの呼び名が伝わっています。村おこしという言葉が使われるようになってから、s63年の下北山を皮切りに岐阜県東白川村・広島県上下町・兵庫県美方町・京都府瑞穂町・大分県直入町・兵庫県千種町・和歌山県すさみ町・岡山県英田町等が幻の珍獣ツチノコを使って村おこしに取り組んでいます。 私どもは目撃証言を信じ、自然の豊かな下北山村のシンボルと考えています。

Q ツチノコ共和国王宮について教えてください
A たまにはのんびり田舎暮らし!

梅雨時には、王宮のそばをホタルが飛びかいます。歩いて1分 きれいな水で川遊びができます。

王宮所在地  〒639−38奈良県吉野郡下北山村寺垣内
奈良交通バス 寺垣内バス停徒歩1分
利用定員   8〜10人
維持費    国民一人2000円、同伴の外国人一人2500円

夏休み,ゴ−ルデンウイ−ク以外での長期滞在はご相談に応じます。

ご利用申し込み先:以下へお問い合せください。

  ■ツチノコ共和国の連絡先■
    ツチノコ共和国爽里府(奈良県吉野郡下北山村寺垣内)
      野崎 和生
       (全国ミニ独立国国際連合常任理事国
           ツチノコ共和国愚人会議議長 )
       Email:k_nozaki@d1.dion.ne.jp
      TEL:07468−6−0016(下北山村役場地域振興課)

バ−ベキュ−材料等のご用意が出来ます(通年)。冬期は突進鍋,福鍋セットがご用意できます。(要予約)

Q ツチノコ共和国の連絡先を教えてください。
A ツチノコ共和国爽里府(奈良県吉野郡下北山村寺垣内)
     野崎 和生
      (全国ミニ独立国国際連合常任理事国
          ツチノコ共和国愚人会議議長 )
      Email:k_nozaki@d1.dion.ne.jp
      TEL:07468−6−0016(下北山村役場地域振興課)


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発行:(C) 下北山村ツチノコ共和国 , 1995-1999 ,  k_nozaki@d1.dion.ne.jp
編集協力:市民活動情報センター(SIC)